初めての試み

2017年9月19日 9:59 AM | カテゴリー：最新情報

ガレージＭではお馴染み、マフラー交換のお仕事が入ってきました。

しかしお馴染みではない要素が１つ！
それは･･･！？ ∑（￣□￣ノ）ノ.
サントレックスのヒッチメンバーを装備しているプラドに
エルフォードの４本出しマフラーを装着するという試み！

　
こちらのお客様、一昨年のお車購入時にヒッチメンバーを取り付けなさっています。
従来のようにヒッチとマフラー同時購入であれば相性などの組み合わせでメーカーなど決められるのですが、お客様のご要望は『今装着しているヒッチに４本出しのマフラーを装着したい』。
むむっ、これは難易度の高いオーダーを頂きましたぞ。

で、どこがお馴染みでない要素なの？

それはこのヒッチメンバーとマフラーの装着事例。
それは未だかつて誰も挑んだことのない組み合わせ！
なんとなんと初のコラボレーション！(*ﾟﾛﾟ)ﾋｮｴｰ

なにゆえ初のコラボかというと、前例がないため誰もやらなかったから。
メーカーに問い合わせたところ、マッチングを取っていないから不可能という返答がくる始末。
オーダーを受けた後に「やっぱり出来ませんでした」ではプロとして失格です。
かと言って出来るかどうか分からないものを誰も責任持って引き受けたくもありません。

俺たちは車屋だ！　車屋がそんなことではいかん！

プラドの構造・マフラー・ヒッチメンバーの写真やサイズ等から完成図を計算すると
ギリ装着できるかもしれないと希望が見えた瞬間･･･！
これはもうやってみるしかない！

　
ＯＨ，ＭＹ　ＧＯＤ･･･
神よ、ご覧ください。装着可能です。

マフラーのクリアランスバランスをとる際には、マフラーがバンパーに干渉して
傷がついたりしないようにきちんと保護しながら作業します。
そしてこの絶妙なバランスを攻める作業は実に１ミリ単位の世界です。
ここをきっちりしておかないと左右びっこたっこになってしまいます。
　　注：『びっこたっこ』とは庄内弁で不揃いという意味である
　　使用例：よく街中にさー、靴下の長さが右と左びっこたっこの残念なヤツいるよねー

ではここで作業者である阿部工場長にインタビューしてみましょう。

「お疲れ様です。いよいよ完成ですか？」

「まだです。やっぱりリアバンパーとのクリアランスが難しい所ですね」
なるほど～奥が深いのです(￣Λ￣)