ガレージMのカーレスキュー

秋分の日も終わり、だんだん夜が長くなってきましたね。
気温もめっきり涼しくなり秋の行楽シーズン突入です♪

近頃ガレージMのレッカー要請にダイハードな案件が多いように感じます。
その内容とは・・・落車
ズバリ、落ちた車です。

能力が求められる落車の引上げ内容は実は以前から要請が多く、
ガレージMの得意部門でもあります。
今までの実績としては山林、海、高低差のある路肩と多様です。

こちらの依頼も道路から8m程下の土手で横転している車の引上げでした。

では、この現状からどのように救い出すか。

寝ている状態ではどうすることも出来ないので、まず車を起こす必要があります。
電動ウィンチで一気に引っぱり、車体起こし大作戦発動です。
ここで重要なのが、スリング(紐)を装着する箇所です。
その一点に凄い力が一気に集中するので、車両が破損するような箇所に装着してはプロとして失格です。さらに間違った箇所に装着すると、車は起き上がるどころかズルズルと横方向に引っぱられるだけです。

登場しました! ガレージMの力持ちラングラーさん。
ウィンチで巻き上げます。

ラングラーのびっくりパワーによって引っ張られた車は軽々と起き上がり、
車はあるべき形に戻りました。

 

ここまでの作業を分かりやすく解説するため、絵を描いてみました。

画:初登場 A部N子画伯

 N子画伯、大変素晴らしい腕前です(笑)

次は、この状況から抜け出すために車を道路の方まで引っぱります。
ラングラー再登場。位置を変え、再びウィンチで路肩まで引き上げます。

 

ラングラーには当然タイヤ留めをかませていますが、ウィンチでの巻上げ作業時には
わたくしもラングラーに乗込んでブレーキをギュッと踏み込みます!
レッカーのお手伝いです!
(なので、グイグイ引上げられる写真が撮れませんでした)
ググググ・・・!!! おお、引っぱる力がすごいです。
ウィンチの振動が運転席に伝わります。
5分もかからず車は道路際まで引上げられました。

 

ここまで連れて来れれば大丈夫。
いよいよ積載車に積み込みます。最終段階です。
外装に傷をつけないよう細心の注意を払いながらクレーンで吊上げます。

 

「オーライ、オーライ」
作業者2人の掛け声が暗闇に響きます。

 

ここまでで一連のレッカー作業は終了となります。
あとは搬送先の工場まで車両をお届けするだけです。
跡地には事故の痕跡がくっきりと残っていました。コンクリが崩壊している所が、
用水路のゲートがあったと思われる場所です。
グシャリと変形したゲートが横に転がっていますのが見えますでしょうか・・・。

現場に到着してから1時間30弱。
これが一般の道路上であれば作業の素早さ・スピードも求められます。
何時間も一般道を通行止めにするわけにはいかないからです。
いかにスピーディに、的確にミッションをこなせるか、
それがガレージMの追求する所であります!

先日も、田んぼ用の用水路に落車した車の引上げ要請がありました。
その日は現場に到着したとたん突然のゲリラ豪雨が!!
長靴の中に水溜りが出来るほど、びしょ濡れになりながらの出動となりました (;^_^A

 

ガレージMでは日夜レッカー技術を磨いております。
お車は最小限の損害で済むように最大限の努力と、最善の準備をしております。
他のトラブルも想定しながら、最善・最速の方法の作業を心がけています。
そのため、ご要望があれば自社のレンタカーを現場までお持ちすることも可能です。

これからのシーズン、紅葉狩り、芋煮会、BBQ、秋も楽しいレジャーが盛り沢山です。
帰り道にお車のトラブルで楽しかった1日が最低な1日に・・・よく聞きますね (-ω-;)
せめて短時間でトラブルが解消できたらいいですよね。
トラブルが無いのが一番なのですが・・・。
おなじみのディーラーさんが休日で対応してくれない、なんて時も、
保険会社さんのロードサービス窓口を確認しておいけばイザという時安心ですよ!

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